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エリセ監督

昨日はtwitterで、
スペインの映画監督ビクトル・エリセが来日しており、テレビに出る
と言うことを知り、張り切って見ました。

河瀬直美さんが発起人となり、3.11にちなんで世界の映画監督21人が3分11秒の映画を制作、
というプロジェクトにエリセ監督も参加していたわけで、その上映にともない来日とのことでした。

エリセ監督は、
静かな映像で見るものの想像力を掻き立てる作風の方(ワタクシ個人的主観です)
だけれど、
今回の作品はびっくりするほど直接的でストレートにメッセージを
アナ・トレントを介して訴える作品のようでした。(一部しか見ていませんが・・・。)
それほどまでに、エリセ監督も今回の震災にまつわるモロモロに
酷く衝撃をうけたということなんだろうな。
ご自身の強い希望で今回の来日となったようだし。


実は、震災のちょっと前に友人がエリセBOXを貸してくれて、
でも、なんとなく見るタイミングを失ったまま震災が起こり、
更にエリセなモードになれないまま、、、、というか、そもそも映画を見る、というモードにもなれず
エリセBOXの存在が気になりながら、ぼんやりとBOXだけを眺めていた日々があって、
そんな非常に個人的な部分でも、
エリセ監督と今回の震災は自分にとってもなんとなく関係が深いものだったのでした。


このプロジェクトの映画、全部みたいなあ。
ゼヒ東京でも上映してほしいです。 熱望。


それはそうと、
エリセ監督の今回の作品、ステージ本番を迎える直前の楽屋が舞台ということで
井上都紀監督、柴草さん主演の「マドモアゼル・オードレイ」を思い出しましたな。





穏やかな日々でありますように。