話はさかのぼるのですが、
年末の松本里美さんのライブのリハをちょろりと覗かせてもらったとき
ステージ上いすの上（だったかな？）に、
懐かしのコロムビアのレコードプレイヤーが立てかけてあって、おお、と思ったわけですが。
ターンテーブルには卵のようなものがまあるく並べてあって、
で、ちゃんとマイクもたてられてて、
どんな役回りなのかしらん、ととても気になりつつ会場を後にしました。
あの、卵のようなものは卵マラカス？んで、まわして音出す？んなかんじなのかしらん？
と電車の中、思ったりしました。 あくまでも推測ですが。。。
あのコロムビアのプレイヤー懐かしい。なんか思い出すことイロイロ。
今更ながらにほしいなぁ。
前に私レコードプレイヤー持ってない、って書いた気がしますが、
あれ、ちょっとウソ。
現役ではないけれど、在るには在るのです。
といってももう40年近くたつ骨董品の域です。
父が残していった、考えてみれば形見のようなものです。
このプレイヤーを入手した当時、
給料の何倍もするステレオを一式購入した父のことを
母は、「何考えてんの。バッカじゃないの。」と思ったそうだけれど、（そりゃそうだよな。）
そんな父のおバカなでかい買い物に、
私は育てられたようなものだなぁ、と今思います。
今の家に越して来てからは、まったく使ってはいなかったけれど
それまでの6年位前までは使っていたな、たしか。。。
といっても、電化製品も消耗品、な今のご時世、6年つかわない、
って感覚自体ありえんよな、と思ったりもするけれど。
でも、今また、ちと動かしてみようかな、と思って。
中のベルトがもうだめで、もちろん針も変えなきゃだけれど。
でも、動かしてみたいのだな。
またこのプレイヤーで聴いてみたいのです。
父のステレオ、
アンプとか・・他のものは処分してしまったけれど、
でも、レコードプレイヤーは、なんだか処分できずに今にいたってます。。。
もうとっくに父がいなくなってからの人生の方が長くなり、
じき、私は父の歳を通り越していくのだろうけど、
このレコードプレイヤーは、
なんとも変わらず、私の元に居続けています。
きっと、なってくれるに違いない。。 そんな気がするのです。。。
中のベルトと、針。。。
針はまだしも、、、ターンテーブルの中のベルトを、、、なんて電気屋さん行って聞いたら、
アホか、こいつ、とか思われるんかなぁ。。。
ま、めげないけどさ。。。
